コンサートレポートVol.4_2019.8.7 DQ3@東京芸術劇場
■日時:2019年8月7日(水) 18:00開演
■会場:東京芸術劇場
■曲目:ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…
■演奏:東京都交響楽団
■指揮:すぎやまこういち
毎年夏頃に開催される、東京都交響楽団のドラクエコンサートに行ってきた。
このファミリークラシックコンサートは1987年より開催され、今年で第33回を迎える。
全国各地で行われているドラクエコンサートの中でも、特別なコンサートだ。
過去の参加歴は第31回のDQ11のみで、今回で2回目となる。
座席はB列ということもあり、すぎやま先生の指揮を間近で見ることができた。
88歳のすぎやま先生は格好良くて勇ましくてお茶目で・・・。
お元気そうでなによりだった。
演奏は言うまでもなく素晴らしく、ただひたすらに感動した。
「冒険の旅」、「おおぞらをとぶ」、「勇者の挑戦」、「そして伝説へ」など、名曲の数々・・・。
特に「勇者の挑戦」を都響×すぎやま先生の指揮で聴けたことは、最高の体験だった。
コンサートの一番の楽しみはアンコールだ。
開演前、オーボエの方が「広野を行く~果てしなき世界」の流れを演奏されていた。
なので、アンコールは「過ぎ去りし時を求めて」かと思ったが、それだと「そして伝説へ」と「おおぞらをとぶ」の2曲が重複してしまう。
そのため、「遙かなる旅路~広野を行く~果てしなき世界」がアンコールだと予想した。
さらに映画公開に合わせ、DQ5から「結婚ワルツ」、そして「DQⅪ」の序曲で締めくくる流れを期待した。
実際のアンコールは「序曲Ⅺ」と「過ぎ去りし時を求めて」の2曲が演奏された。
やや予想外の曲目だったが、感動の涙を流したのは言うまでもない。
特に好きな曲は、「果てしなき世界」だ。
幼少期にDQ1・2をゲームボーイでプレイしているが、その時はクリアすることが出来なかった。
ただ、ムーンペタの街でムーンブルクの王女を仲間にし、フィールドに出たときの記憶は強く残っている。
今思うと、フィールドのBGMが変わるだけで、世界の見え方までもが変わった。
まるで世界が平和になったかのような、音楽の素晴らしさを感じさせられる出来事だった。
都響のドラクエコンサートは、直近では9/19に同会場でDQ11が行われるが、DQ11は八王子を含め2回経験しているので、今回は見送り。
その次は都響の八王子コンサートだろうか?
八王子でのコンサートは、この5年で下記の通り開催されており、2020年も5月頃?
・2019年 5月
・2018年 9月
・2017年 6月
・2016年 7月
・2015年 5月
また、コンサートが終わって間もないが、今から第34回のファミリークラシックコンサートも楽しみである。
■次回予定:9月28日(土) DQスペシャルコンサート@ロームシアター京都
━━━━━━━━以下、冒険(旅行)の記録━━━━━━━━※画像多め。
8/6
8:00頃 岡山県の自宅を出発
新幹線で岡山⇒新神戸、地下鉄・モノレールで新神戸⇒三ノ宮⇒神戸空港。
台風の心配があったが、快晴で何より。
西明石に6年くらい住んだことがあり、旅行で何度か利用した神戸空港。
なんだか懐かしくて、わざわざ神戸空港から出発した。
旅行前このわくわく感、好き。
12:00頃、羽田空港到着。
電車で秋葉原駅へ。
更に徒歩で、「松栄亭」へ。
すぎやま先生の好きな店として紹介されている(とんかつがオススメとのこと)。
Aランチをいただいた。
当然、美味しかった。
味の感想は自分が書いても伝わりそうにないので、以下省略。。
コンソメスープは撮り忘れ。
徒歩で「竹むら」へ。
すぎやま先生のオススメはおしることのこと。
夏で暑かったので、クリーム冷やししるこ(だったかな?)をいただいた。
徒歩でDQローソンへ。
ここで欲しかったスライムのカラビナを購入。
現在15:00前。
計画段階で時間にかなり余裕があったため、周辺散策や喫茶店で時間潰し。
電車で秋葉原⇒池袋へ。
2年ぶりの東京芸術劇場。
17:00、開場。
18:00開演、20:00頃終演。
徒歩で「ベジポタ つけ麺えん寺」へ。
ここは個人的に行ってみたかったお店。
電車で池袋⇒巣鴨へ。
徒歩で「東京染井温泉 SAKURA」へ。
コンサートを思い出しながら、疲れを癒した。
結局就寝したのは1:00前くらいだったような。
8/7
8:30頃チェックアウト。
徒歩ですぎやま先生のお気に入りスポットのひとつ、とげぬき地蔵へ。
お年寄りの原宿ということもあり、落ち着いた雰囲気が好印象だった。
幸福団子(しあわせだんご)、一本100円。
10:00頃
徒歩で六義園へ。
ある意味東京らしくない落ち着いた空間、良い。
麻布十番はすぎやま先生のお気に入りスポットのひとつでもある。
11:30頃
これまたすぎやま先生の好きなお店、「三幸園」。
焼肉丼(大盛)と、ビールをいただいた。
徒歩で「たぬき煎餅」へ。
オススメは「直焼きせんべい子狸」とのこと。
さらに徒歩で「豆源」へ。
オススメは「揚げおかき」。
東京らしいところへ、、、ということで、徒歩で東京タワーへ。
中学の修学旅行以来、約10年ぶり。
快晴で景色は良かったが、そこまで感動することもなく、大人になってしまったのだと感じた。
15:30頃
モノレールで浜松町⇒羽田空港へ。
16:30頃
あー、楽しかった時間が終わってしまう。。
両日とも天気が良く、すぎやま先生のおすすめスポットもまわることができた。
コンサートもそれ以外も、満足度の高い2日間だった。
次回のコンサートが待ち遠しい。
コンサートレポートVol.3_2019.5.5 DQ3@滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(滋賀県大津市)
■日時:2019年5月5日(日) 15:00開演
■会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール(滋賀県大津市)
■曲目:ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ
■演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団
■指揮:角田鋼亮
■パンフレット:
■プログラム:
最寄駅である大津駅。
ここから徒歩では25分ほどでびわ湖ホールに到着する。
琵琶湖では家族連れでのんびり過ごしている人や、釣りを楽しむ人々が。
DQ3のコンサートはゲームと音楽の人気が高く、公演回数も多い。
これまでに5回は行っていると思う。
個人的に好きな曲は、「幽霊船」だ。
不気味でゾクゾクする、それでいて奥へ奥へと足を進めたくなる。
そんな雰囲気が伝わってくる。
最後はフルートで終わるが、あれは何を表現ているのだろうか。
私は、幽霊船の扉を開けると、振り返った骸骨と目が合ってしまう、という情景が頭に浮かんだ。
すぎやま先生のお話しは、「DQでは様々な乗り物で空を飛ぶ。次は何が飛ぶのか楽しみ。今度堀井雄二さんに会ったら空飛ぶコントラバスを提案してみようと思う。コントラバスなら4人くらい乗れるよね?」といった内容で、会場は笑いに包まれていた。
大フィルのドラクエコンサートはこれが3回目で、DQ4→DQ5→DQ3と演奏されてきた。
指揮はいずれも角田鋼亮さんだ。
角田さん自身はドラクエ世代とのことで、お話しを聞くとドラクエというゲーム、そしてドラクエの音楽を心から愛されていると感じた。
アンコールではDQ5より「結婚ワルツ」、そしてDQ11より「序曲ⅩⅠ」の2曲が演奏された。
「結婚ワルツ」はかなり好きな曲で、自分の結婚式に流したいと思っている。
また、曲の終わり方が「終わった!」というのが分かりやすいので、アンコールに適していると思う。
DQVのコンサートのエンディング曲でも「結婚ワルツ」が演奏されるが、同様の理由で他のシリーズのコンサートよりも拍手の音量が大きいように思う(時々フライングブラボーが発生するが、、)。
今回は3階2列目の中央よりの座席を取ったが、やはり2階または3階の前列中央よりが見聴きしやすいと感じた。
次回は珍しく東京でのコンサート。
5/16は、DQ3×東京シティフィル。
大フィルとどのように違うかを聴き比べたい。
また、オペラシティーホールという初めて行く会場なので、そちらも気になるところ。
そして5/18は、DQ11×東京都交響楽団。
すぎやま先生の指揮×都響の演奏という、貴重かつこれ以上ない豪華なコンサートである。
アンコールはお決まりの「過ぎ去りし時を求めて」と思われるが、DQ11の中で一番好きな曲(メドレー)なので、かなり楽しみだ。
帰り道に神社に寄り、参拝。
ドラクエコンサートが無かったら、おそらく一生来ることはなかったと思う。
■次回:2019年5月16日(木) DQ3×東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団@東京オペラシティ コンサートホール
コンサートレポートVol.2_2019.5.3 DQ7@ラブリーホール(大阪府河内長野市)
■日時:2019年5月3日(金) 15:00開演
■演奏:日本センチュリー交響楽団
■指揮:渡邊一正
■プログラム:
最寄駅である河内長野駅。
ここから徒歩10分ほどでラブリーホールに到着する。
駅の近くに神社があったので、参拝してきた。
開演前の様子。
指揮台に置かれたスライムを撮影しようと並ぶ人々。
DQ7のクレージュで、世界樹のしずくを買うために並ぶ光景を思い出した。
今回のコンサートで初めて、「すぎやまこういち レベル88です」というご挨拶を聞くことができた。
お元気そうで何よりだ。
お話は、「DQ3ではラーミアに乗って空を飛ぶが、毎回何が飛ぶのか楽しみ。ベッドが空を飛んだり、鯨が空を飛んだり。堀井雄二さんの発想には驚かされる。」といった内容だった。
確かにベッドが飛ぶというのは斜め上を行く発想だと思う。
オーケストラのコンサートは2018年11月23日のDQ3×日本センチュリー交響楽団@ザ・シンフォニーホール(大阪府)以来、およそ半年ぶりだった。
そして、DQ7単体のコンサートは2012年のDQ7×京都市交響楽団@京都コンサートホール(京都府)以来、実に7年ぶりだった。
DQ7のコンサートは公演回数が比較的少なく、関西圏での公演は7年ぶりである。
DQ7は子供のころ長時間かけてクリアし、初めて行ったドラクエコンサートも2012年のDQ7だったので、かなり思い入れのあるシリーズだ。
DQ7は暗く重たいストーリーが多く、曲にもそれが表れている。
「哀しみの日々」や「哀しみを胸に」では、ウッドパルナやフォロッド編、レブレサックなど辛く悲しいストーリーを思い出し、涙が溢れてきた。
音楽的な詳しいことは正直よくわからないが、ただただ素晴らしい演奏だと感じた。
コンサートによっては、時々テンポが明らかに遅かったりということがあるが、今回はそのようなことはなく、忠実に演奏されていたように思う。
アンコールではDQ3より「冒険の旅」、そしてDQ11より「序曲ⅩⅠ」の2曲が演奏された。
「冒険の旅」はアンコールでよく演奏される曲のひとつだ。
この曲を聴いて思い出すのは、DQ11でフィールドのBGMが冒険の旅に変わるシーンだ。
オーケストラ用のイントロ部分もゲーム内で再生され、かなり鳥肌が立ったのを覚えている。
今回は2階席最前列の中央よりという良席を取れたこともあり、かなり満足度の高いコンサートだった。
今月はドラクエコンサートの予定が4件も詰まっているので、ひとつひとつを堪能していきたい。
■次回:2019年5月5日(日) DQ3×大阪フィルハーモニー交響楽団@滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール(滋賀県大津市)
「すぎやんは レベル88に あがった!」
本日、4月11日は、すぎやまこういち先生の誕生日だ。
88歳を迎えられる。
本当に素晴らしいドラゴンクエストの音楽をつくっていただいたことに、ただただ感謝する限りである。
ドラクエ音楽をきっかけに様々な方面に訪れることができたし、心が負けそうなときにも音楽を聴くことで、勇気を駆り立てることができた。
88歳になられても現役で活躍されているその姿は勇ましく、しかしお茶目な一面もあり、こんな年の重ね方をしたいと感じさせられる。
また、ドラゴンクエストシリーズは、5月27日で33周年を迎える。
物心がついた頃からドラクエがあった自分にとっても感慨深いが、ドラクエ発売から歴史をともに歩んできた方々にとっては、それ以上の思いが詰まっていることだろう。
今後のコンサートで、「すぎやまこういち、レベル88です」という元気な挨拶を聞くのが楽しみだ。
2019/8/18(日)DQ8@石橋文化ホール
チケットぴあにて、コンサート情報を入手。
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1911308
今年の石橋文化ホール(福岡県)でのコンサートは、8/18(日)で、DQ8のようだ。
チケットは5/15 10:00より発売される。
DQ8のコンサートは1回しか行ったことがなく、九州交響楽団の演奏もまだ聴いたことがない。
こちらも是非行ってみたいところだ。
DQ11Sは、過去シリーズの曲もオーケストラ!
昨日3/27、DQ11Sの公式生放送が行われた。
そして、どうやらDQ11Sでは、過去シリーズの曲もオーケストラ仕様のようだ。
ハンフリー戦のBGMは、DQ4の通常戦闘曲『戦闘~生か死か~』だが、上記動画のとおり、オーケストラ仕様となっている。
これにより、過去シリーズの曲を含むすべての曲がオーケストラ仕様で楽しめることは間違いなさそう。
DQ11では過去シリーズの曲が多用されており、懐かしさに浸るとともに、新たな思い出ができた人も多いと思う。
それをオーケストラ音源でプレイできるのだから、DQ11Sはかなり楽しみだ。
ちなみに、オーケストラ音源が本編にも使用されている過去のタイトルは下記の通り。
いずれもリメイク作である。
これは、ゲームが発売してからオーケストラ版のCDが発売されるため、新作からオーケストラ音源を使うことはしていないのだと思われる。
DQ11Sの発売日は2019年秋。
次回のDQ11S公式放送は6月とのこと。
発売日情報、そして発売日が待ち遠しい。
今年のドラクエ×京響は、DQ6!
2019年6月30日、京都コンサートホールにて行われるドラクエコンサートの情報。
チケットは先行発売しているものの、演奏曲目の情報がなかった。
本日3月25日、京都コンサートホールのHPを確認したところ、コンサート情報が。
演奏曲目は、DQ6のようだ。
↓京都コンサートホールHPより↓
https://www.kyotoconcerthall.org/calendar/?y=2019&m=6#key18423
DQ6で特に好きな曲は、『木漏れ日の中で』と『精霊の冠』だ。
『木漏れ日の中で』はDQ6の街で流れるBGMである。
ぐっすり眠り、窓から差し込む太陽の光で目覚める。
そんな清々しい朝に聴きたい曲で、目覚ましに設定するのもオススメ。
しかし、どこか物悲しい、そしてまどろみを感じるような、不思議な曲だ。
『精霊の冠』は、正直DQ6をプレイした時は印象に残らなかった。
この曲で思い出すのは、DQ11の人魚の物語、そして海底王国ムウレアの女王「セレン」の言葉。
特にセレンの言葉はDQ11の中でも印象的で、勇者とは何かを、はっきりと明言していた。
DQ11では過去シリーズの曲がふんだんに使われており、過去の曲に新しい思い出が結びついていくことを実感した。
これにより、コンサートの楽しみが増えたと感じている。
行けるかどうかはまだ分からないが、なんとか都合をつけて行きたいところだ。